茶摘みお茶づくりのこだわり

諏訪園では、丹波茶ならではの個性的な味わいを重視して品質にこだわったお茶づくりを行っています。安全であることはもちろんのこと、信頼してお買い求め頂けるように「量より質」に重きを置き、栽培から加工、販売まで全てを一貫して行うことで、目指すお茶づくりを実践しています。

 

 

諏訪園のお茶づくり

お茶の栽培は365日世話をして、葉の生育を見守ります。日の当たり具合を調整したり、病害虫のチェック、霜が降りれば一夜で枯れてしまうので、霜の降りる時期は、夜間も気が抜けません。特に低温で栽培するこの地域は、ことさらです。お茶づくりに適した風土といえど、より良いお茶を作るために先代から土壌改良を繰り返しながら、畑と向き合ってきました。 この土地に慈しまれながら、 育てたお茶は、ほんとうにおいしい。そう思うから続けてこれたと思います。 私たちのお茶はここでしかできません。だから、このめぐみに感謝を込めて、自然の循環・自然と共生する中で自然のちからをもってお茶づくりをしています。そして、茶樹にやさしい、自然にやさしい土作りをしています。化学肥料を使わず、オリジナルの有機肥料を作り施肥し、薬は低濃度、最低限の使用に努め、益虫を利用したり、木そのものを元気にすることで病害虫を予防しています。また、新たな病害虫の予防法を研究しています。

 

 

 

お茶の出来具合を見るお茶づくり(茶摘み・加工)

1年間見守り、育てた茶葉の最後が、全てこの瞬間で決まります。手間を惜しまず、少量でも摘み頃のものをベストタイミングで摘みます。元気の良い新鮮な新芽の部分を摘み、摘んだ後すぐに加工します。良い芽をいかに仕上げるか。傷がつかないようにやさしく、やさしく摘んで、すばやくお茶を作ります。

 

 

 

荒茶のできあがり茶葉がお茶になるまでは、いくつもの製造過程を踏みます。味・香味・水色などが決まる最も重要な1次工程では、蒸し・葉打ち・揉み・乾燥など10工程ほどの処理があります。それぞれの工程で、温度、湿度、処理時間、強さ加減などきめ細かな設定の調整が必要です。各工程での適切な設定は、摘まれた葉の性質、状態、その日の気温や湿度などで微妙に変化します。諏訪園ではコンピューターにより機械の管理を行いながら、何度も抜き取り検査を行います。職人が色や形、手触り、香り、味など五感によって経験と感をフル稼働して各工程の設定変え、加工を進め、荒茶として第一工程を完了します。この後お茶の種類に合わせ、形を整えたり、保存性を高めたり、また香味を高め、整える仕上げ加工を施して製品として完成します。

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